【日栄商事】4年間住んでみて思う、追加しておくべきだったオプション

注文住宅

2019年に日栄商事で家を建ててから4年が経過しました。幸いにして、今のところは大きなトラブルもなく、「日栄商事で家を建ててよかった」と思っています。

今回は4年間住んでみて、「快適に過ごす」という観点でオプション追加しておいてよかったこと、追加しておけばよかったとことを記事にします。

太陽光パネルなど、直接快適性に影響しないものは省略しています。

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オプション追加してよかったこと

床暖房

日栄商事はローコストであるため、大手住宅メーカーの注文住宅と比較しても断熱、気密性能は劣ります。20年ほど前に実家で購入した建売住宅と比べると比較にならないほど暖かく、友人が遊びにきても「あったかい家だね」と口を揃えて言われるため、それほど心配する必要はないと思いますが、それでも床は冷えます

賃貸マンションから12月に引っ越してきたのですが、最初の印象は「冬の朝の床冷えがひどい」ということでした。床暖房をつけていると快適に過ごすことができますが、床暖房がない部屋や玄関については非常に冷たく、スリッパなしでは生活できないほどです。

日栄商事の標準仕様における断熱性能は過去に記事にしており、思っていたよりも断熱性能は高いという内容で記載しました。そこでも「床が冷える」ということは書いていますね。

ダイニングテーブルを使って椅子の上で基本的な生活をする場合はスリッパでの回避もできますが、床に座って生活することも想定している場合は床暖房必須だと思います。私は今まで床で生活することをまったく想定していませんでしたが、せっかく大きなリビングを作ったのにテーブル生活ではその広さを実感しづらく、床でも生活できた方が満足度が高まると個人的には思います

また、床の冷えを防止することだけが目的ではありませんでしたが、タイルカーペットを全面に敷き詰めることで、ある程度冷えは解消することができました。カーペットがあると床暖房は一番低い温度でも快適になりますので、ガス代についても、最も使用する12月〜1月において、24時間床暖房を使用、ガスコンロ、ガス給湯器を使用しても月に1万円には到達しません。よかったらカーペットもご検討ください。

オプション追加せずに後悔していること

樹脂窓へのアップグレード

標準仕様で選択可能な窓はすべて「樹脂アルミサッシ」です。
一般的には「アルミの強さと樹脂の断熱性の両方を兼ね備えた上位グレード」なんて説明されることが多いですが、樹脂アルミは決して上位グレードではありません。 窓側で寝ると冷えで目覚めることもありますし、結露にも悩まされることになります。

我が家ではすべての窓に内窓を設定したことで100万円程度の費用がかかりましたが、それよりも安価にグレードアップが可能であれば、YKKの「APW330」くらいの性能のある窓をあらかじめ選択しておいた方が良いと思います。

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樹脂と複層ガラスによりハイレベルの断熱性を実現した新発想の「新しい窓」。熱の出入りを抑え、夏も冬もいつも快適。エコ住宅との相性も抜群です。新技術によりフレーム強度を向上させ、スリム化も実現しました。

玄関ドアのアップグレード

以前記事にしたように、スマートコントロールキーのドアは非常に便利であり、これは選んで本当に良かったと思っています。

今回記事にしているのは、便利さではなく、ドアの断熱性能があまりにも低いということです。
我が家のほぼ全ての窓は、内窓を設置したことで飛躍的に断熱性能、遮音性能が向上しており、自宅内で唯一寒いと感じるのは玄関になりました。その原因は「玄関ドアの断熱性のの低さ」です。

私が家を建てたころの標準は Venado D30の「D4」仕様であり、現在は「D2」に変更されており、少し改善されているようですが、それでも熱貫流率は1.94W/(m2・K)です。玄関から冷たい空気が流れ込んでくるだけではなく、加湿器をつけた場合は結露だらけになります。

なぜ玄関ドアに拘るかというと、玄関にはエアコンなどの熱源がなく、基本的に冷えやすいからです。
玄関ドアそのものには、例えば中空ポリカ等を貼り付けることで断熱性能アップを見込めるのですが、一番悩ましいのが玄関ドアの枠です。見た目は木製なのですが、実際には金属でできており、外の冷気がそのまま伝わってくるため、ほとんどのご家庭で結露していると思います。特に玄関度は大きいので、枠の上部には手が届きません。。もしこれから家を建てられる方は、玄関ドアの断熱性能にも気を配っていただいた方が良いと思います。

まとめ:おしゃれなオプションは、基本的な快適性能の次

ショールームを回ったり、内装の色などを決めたり、注文住宅である以上やることはたくさんあります。

その中でも4年住んだからこそ思うことは、「最優先することは住環境の快適性に投資する」ことです。

  • 深型の食洗機
  • 水回りのオプション
  • 壁の色
  • 家の外観

決めて、お金を投資する項目はたくさんありますが、快適ではない場所で生活したいとは思いません。
快適性へ時間とお金を投資して、内装についてはその後決めたほうが良いと思います。(リフォームもできますしね)


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