DysonのHot+Cool AM09 は実用的か? 購入から半年経過したレビュー

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今回はDyson Hot + Cool AM09をご紹介します。

購入してから半年が経過し、「初期コストは少々高いものの、重宝している」家電製品の一つです! 今回もネット上の口コミ、カタログ値、実際の使用感をみていきましょう!

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シリーズの違い

DysonHPより

Dysonの扇風機、ヒーターなどを想像すると基本的には上記画像のような形をイメージすることが多いと思います。

もともとは扇風機のみでしたが、現在はファンヒーター、空気清浄機、加湿器など、様々な機能が搭載されています。

名称によって搭載されている機能がわかるので、簡単にまとめてみました。

Hot+Cool :ファンヒーター扇風機
Pure Hot + Cool:空気洗浄機+ファンヒーター扇風機
Pure Cool : 空気清浄機+扇風機

「Hot」がファンヒーター
「Cool」が扇風機
「Pure」が空気清浄機
のようですね。

「Cool」という名称でも、冷房機能は搭載されていない

私もDysonのファンヒーターを探していた時に「Cool」には当然冷房機能が搭載されていると思っていました。

ちなみに私が購入した「Dyson Hot+Cool AM09」は、公式ホームページで以下のキャッチフレーズで紹介されています。

冬はより早く、均一に部屋を暖め、夏はスムーズで涼しい風を届けます。

Dyson AM09 ホームページより

「夏はスムーズで涼しい風を届けます」という絶妙な表現が使用されていますが、

これは純粋に扇風機と同じで風を発生するだけの機能です。

冷房機能も想像されていた方は注意しましょう!

インターネット上の口コミ、レビュー

「AM09 レビュー 口コミ」などのキーワードで調べてみると、次のようなことが多くヒットします。

・電気代が高すぎて使うのをやめました
・思っていたよりも温まらない
・音がうるさい

Dysonというおしゃれで先進的なイメージの企業に対して、相当期待が寄せられているようですね。

それぞれのレビュー内容を検証してみました。

レビュー「電気代が高い」

カタログ上の消費電力

これについては「ファンヒーター」に関しての内容のようです。

消費電力について調べてみると、次のようになっていました。

温風モード:1200W
冷風モード:5.4 – 26W

「W」では電気代が高いかわからない!という方もいると思いますので、一般的な電気代の計算に使用されるレート(1KW = 27円)で換算してみました。

温風モード:1時間あたり約32.4円, 10時間あたり324円
冷風モード:1時間あたり約0.14円 – 0.7円, 10時間あたり1.4円 – 7円

温風モードはかなりの電気代になりそうですね!
一般的なリビングに設置されている壁掛けエアコンでも、1日暖房付けっ放しでも100円〜200円程度ですが、はるかに上回る電気代。。。
これでは確かに「高い」と言われても仕方ないかもしれないですね。

逆に冷風モードは、一般的な扇風機よりも安いですね!
これだけ安いなら、毎日夜寝ている間に付けっ放しにしていても1ヶ月で数十円に収まりそうです!

実際の我が家の使用感

ファンヒーターは木造住宅の2階6畳の部屋で主に使用してきました。

使ってみた感想としては、次の通りです。

ファンヒーター:
思っていたよりも早く温まる。設定温度に到達すると停止するので、電気代も覚悟していたほどは発生していない。

扇風機:
ずっと付けっ放しでもまったく電気代が気にならない。
風量が10段階、風の向き、性質も調整できるので重宝!

レビュー「思っていたよりも温まらない」

カタログ値では「3畳」!?

これについてはそもそものカタログ値との認識のズレから生じているように思います。

実際にホームページをみてみると、暖房適応面積は次のように記載されています。

コンクリート住宅:4.5畳
木造住宅:3畳

「3畳の部屋なんてないよ!」というツッコミはおいておいて、ファンヒーターについては、そもそもカタログでも木造住宅では「3畳」、コンクリート住宅では「4.5畳」が暖房能力として記載されているので、これ以上大きい部屋や、機密性が低い住宅の場合はあまり温まらずに電気代ばっかり発生しそうですね。 

レビューによっては、「エアコンのサブで使用すると良いです」と書かれているものもありましたが、そのような使い方では電気代が爆発する上にあまり温まらないかもしれません。

部屋が温まらないとレビューされている方は、おそらく4.5畳より大きい部屋で試されているんだと思います。

我が家での使用感

上記で記載した通りですが、木造住宅6畳の部屋でも、設定温度の20度までは上昇し、一定時間は停止することを確認しています。

オイルヒーターで有名なデロンギの製品と同様に、ダイソンのファンヒーターも気密性がある程度確保されていないとあまり温まらないかもしれないですね。

レビュー「音がうるさい」

カタログ値では約30-50dB

これについてもまずはカタログ値をみてみましょう。

温風モード 32.8 / 40.3 dB
涼風モード 30.9 / 50.8 dB

音の大きさを表すdB(デシベル)についてここで書いても仕方がないと思いますので、我が家のでの使用感にうつります。

我が家での使用感

温風モードについては風の量を調整できないので詳細は割愛しますが、特に気になるような音量ではありませんでした。

冷風モードは10段階あるので、ざっくりまとめると、

1:ほぼ気にならない。付けっ放しでも眠ることができます。個室では1で十分です。

2−3:少し音が気になりますが、リビングで使用している場合は特に気になりません。

4−5:かなり音が大きくなりますが、扇風機の「強」くらいの音です。

6−10:音がうるさいので、ほぼ使ったことがないです。

このようなイメージです。

音がうるさいと書こうと思えばかけますが、正直「5」程度でも十分強風なので、それ以上使うことはないんじゃないかなと思います。

まとめ

AM09をまとめると、以下のようになります。

規格に沿った部屋のサイズで使用すれば値段に見合ったパフォーマンスを発揮してくれます!
暖房として使用する場合は小部屋で、
扇風機として使用する場合はどの部屋でも活用できます!
見た目も風の質もよく、おすすめ家電です!

ありがとうございました!

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