2020年5月現在、地震が増えてきていますね。
長野県では30年以上枯れていた温泉から再び湧き出るようにもなったニュースが世を騒がせていますが、日本に住む以上地震の影響は避けられません。
昨年は台風の影響で多くの地域で浸水、洪水が発生したため、「ハザードマップ」についてご存知の方は多いと思います。
ハザードマップは、「◯◯(住んでいる地域) ハザードマップ」と検索すると各市町村のHPからダウンロードすることができ、水害の可能性についてできますね。
しかしながら「地盤の強さ」については調べる方が少なく、また調べる方法をご存知ではない方が多いようなので、今回は「地盤サポートマップ」を使って、地盤の強さや地震時の揺れやすさなどを調べる方法をご紹介します。
地盤サポートマップとは
「ジャパンホームシールド株式会社」から提供されているサービスです。
登録不要、誰でも使用可能
地盤サポートマップの一番の特徴は、登録不要で誰でも使用可能な点です。
多くの便利なサービスには、住所を入力すると会員登録画面に誘導されたり、有償サービスであることが多いですが、このサービスは完全に無料で誰でも利用することができます。
自分の住んでいる地域だけではなく、家族や申請の地域についても調べてみると良いですね!
地盤の強さ、揺れやすさ、水害の可能性などを地図で確認可能
以下画像のように、地域ごとに細いデータを確認することができます。
地域ごとに色で特徴を確認することができる
各データを重ねて確認することも可能
以下画像のように「地耐力」「地震時の揺れやすさ」の両方にチェックを入れると、2つのデータを重ねて確認することができます。
揺れやすさと、地耐力は必ずしも一致しないようですね。
当然、といえば当然なのですが、埋立地は揺れやすく、山岳地帯に近い方が揺れにくいようです。
また、荒川、利根川付近は全般的に揺れやすいにようみ見えますね。
表示を「液状化の可能性」に変えてみると、「揺れやすさ」と地域が重なっているところが多そうです。細かい箇所は各住所を確認する必要がありますが大まかに自分の住んでいる地域の特徴もおさえることができそうです。
続いて「浸水想定区域」です。いわゆるハザードマップで確認できる内容ですね。
少し見づらかったので、少しだけズームしていますが、「利根川」「多摩川」は基本的に川に沿って浸水想定区域が広がっていますが、「荒川」「江戸川」はかなり川から離れた地域でも浸水想定区域が広がっています。 街の標高と川の標高が同じくらいであることが影響しているのかもしれませんね。
特定地点のPDFレポートの作成が可能
特定の地域を選択して、「詳しい情報はここを押してね」のリンクをクリックすると、選択した地点のレポートを生成することができます。
例えば任意で選択したこの地域の場合は、「揺れやすさ」と「液状化の可能性」の指数た高いため、この観点で注意が必要ということになりますね。
スマートフォンアプリに対応
スマートフォンアプリの動作が軽いので、大変便利です!
正直、各自治体が提供しているハザードマップのPDFはデータが大きすぎて少々不便なことが多いと感じています。
ぜひ、スマートフォンアプリで一度試してみてはいかがでしょうか。
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