ベーシックインカム的価値観へ向かわせた新型コロナウィルス

節約

本日は何かをご紹介したりするわけではないく、私の身の回りで起きていることを紹介したいと思います。

新型コロナウィルスの影響で、多くの方の生活に変化が起きていると思います。

このような状況で申し上げるのは顰蹙を買う可能性もありますが、多くの人に当てはまることだと思いますので記事にさせていただきました。

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コロナウィルスの影響で、収入が減った人の価値観に変化

まず始めに私の周りの人々の仕事状況について触れていきます。

父親:60歳。コロナ前後で変わらず毎日出勤。給与に変化なし。
母親:59歳。準公務員として食堂で勤務。現在は隔週で働き、給与変化なし
義理の母親:59歳。給与は2/3支給、出勤なし
妻:30歳。2月から休職中。傷病手当金で2/3の給料
私: 31歳。IT エンジニアとして現在2ヶ月間在宅勤務継続中。給与変化なし。

このように並べてみると、新型コロナウィルス前後で変化がなかったのは私の父親だけであり、他の4人は収入、働き方の面で変化が起きています。

基本的には3名とも労働時間が減少して、収入も横ばいか減少しています

元々の価値観として、この3名の中で特に母親の2名についてはバブル期を過ごしているので、「モノもお金も多ければ多いほど良い」という価値観の中で育ってきているので、親世代はどれだけ収入が上がっても満足するようなタイプではありません。いわゆる「無料」というものに弱い層です。

日頃から母親たちと会話をしていても、基本的には青春時代の思い出話とお金を使うことがあり話をしているので、そんな無駄なものばかり購入しているからお金が貯まらないんだろうなと私は日々思いつつも、60歳手前でそう簡単に価値観が変わるわけでもなく、ただ黙って話を聞いています。また私の妻も例外ではなく、基本的には欲しいもの旅行外食こういったことばかり考えています。

この中で母親、義理の母親、妻の3名において、新型コロナウィルスで生活が変わったことによって、価値観の変化が起きていることにきづきました。

もともとの価値観であれば収入が下がったことによって大騒ぎになるところですが、今の様子を見ていると、どうも今までと反応が異なります。

「働かないで10万円ぐらいお金がもらえるんだったらそれで十分かな」
「一週間働いて一週間休むというサイクルで働いていると心も体もすごく楽で、仮に収入が半分になったとしてもこのまま続けたいな」
「額面は減ったけどいわゆる不労所得ってすごいね」

お金はいくらあっても足りない→必要な分だけで良い

今の若い世代であれば「ミニマリスト」と言われる人を代表に、必要なお金だけ稼いで金銭的には最低限の生活をしつつ、自分の時間を大切にするような生き方の価値観を理解してる人が多くいます。

一方でバブルを経験しているような世代は、お金が有り余っていた時代を経験しているので「物を所有する」「お金をたくさん持ってるほうが良い」という価値観から外に出ることがなかなか難しい世代だと一般的に言われています。

どころか今回の新型コロナウイルスの影響で、働きたくても働けず、給料は横ばいか下がっているという人が陥ったことによって、「そもそも働かなくても良いのであれば少ない金額で生活していけばいいよね」という価値観に気づき始めた人が登場しています。

これまでもITバブルの崩壊、リーマンショック、東日本大震災など多くの不況を経験してきましたが、働くどころか娯楽することも禁止されたのは初めての出来事のため、お金に対する考え方が自然に見直され始めていると思います。

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